周りでパワハラを受けてる人いませんか?
自分自身がパワハラを受けたことはないですか?
実際パワハラを相談された時に皆さんならどうしますか?
今回は、パワハラの相談をされた時にどんなことをすればいいのかについて解説していきます。
まず大事にしたい心構えは3つあります。
・話をゆっくり聞く結論を急がせない
・相談時間は1時間程度にする
・相談者のプライバシーを守る
・話をゆっくり聞く結論を急がせない
パワハラの相談を受けた場合に一番大事にしてみたいことは、話をゆっくり聞いて結論を急がせないということです。
実際に答えを簡単に与えるのは相談者にとってあまり良くないかもしれません。
相談する人が自分で考えて、どうしたいかということをゆっくりと聞くことが大切です。
まずは何がしたいかということをしっかりと聞く必要がありますそして、 なぜ相談者が自分に相談したのかということを意識してみることが大切です。
・相談時間は1時間程度にする
ついつい相談を受けてみてしまうと何時間でもなしを聞いてしまうことがありがちになります。
相談時間は1時間程度という区切りをしっかりと守っていくことが大切です。
何が大事て何が大事ではないのかということしっかりと意識していく必要があります。
そして時間を区切って相談を受けることが必要になります
・相談者のプラバシーを守る
相談者から相談を受けるということは信頼されているということです。 そのためおいそれとその人の相談の人が話したことを簡単に他人に話すことは良くないことです。
相談者のプライバシーは絶対に守ることが大切です。
相談者が行ってはいけない言葉や態度
・相談者にも問題があるような言葉
・不用意な慰め
・行為者を一般化する言葉
・きちんと対応する意思を示さない発言
・相談者の意見を無視
・相談者にも問題があるような言葉
あなたの勤務態度にも問題があるんじゃない?
あなたも仕事に慣れてないからね
過剰反応ではないか?
考えすぎではないか?
などという言葉を不用意に投げかけるのも問題です。
実際に不用意な発言が相手の心を揺さぶってより大きなダメージを与えることもあります。
・不用意な慰め
など、実際の現場の状況が詳しくわからない状態で用意な発言することも控えるべきです。
不用意な慰めは相談者の何もわかっていないという感情につながる可能性があります。
慰めをしたい場合はしっかりと相談者とパワハラをしている相手との状況をしっかり確認とした上でそのような声をかける必要があります。
・行為者を一般化する言葉
昔はそんなこと当たり前だった
そういうことをする上司は普通だよ
などと一般化して相談者に言うということも問題です。
仕事に必要な指導がいき過ぎた指導になっていることもあります。
またある人にとっては適正なことも、 苦になり、パワハラになることもあり得ます。
そういうことを意識する必要があります。
・きちんと対応する意思を示さない発言
また何かあったら相談してください
時間が解決してくれます
そのくらいのことは我慢した方が良い
彼や彼女も悪い人ではないから大げさにしない方が良い
相談をした時に相談者は SOS サインを出してることが多いです。
そしてそこに対してしっかりと対応すると深刻な状況を未然に防ぐことが多いですが、そこで後回しにしたり申告として捉えない場合に状況がより悪化してことがあります
・相談者の意見を無視
相談を受けた人が勝手に価値観や 解決策を押し付けるのも厳禁です。
相談受けた側、 相談者が主張する事実を正確に把握をすることが目的であり、意見をいうなどの行動を安易にすることは避けるべきです。
相談された場合に大事なこと
・事実確認を確認する
・対応案を検討する
上記の2点が大切になってきます。
そして特に事実内容の確認が最も大切です。
どのような順序で事実内容の確認をすべきなのかを理解していく必要があります
事実内容の確認
まずは、
・相談内容の整理
・当事者(相談者とハラスメントをしている人)との間の関係
・相談の内容、いつ、どこで、誰が、何を、どのように行われたか?
・相談者は相手にどのような対応をとったのか?
・事実を確認する場合、相談者が主張する内容については、当事者のみが知り得るものか?
・周りの上司や同僚に相談しているのか?
・相談者の心身の状況
・行為者・第三者に対して事実確認を進めて良いか、またその範囲など
・相談者が匿名を希望したり、事実確認を拒む場合など観察が主になってしまう
など
が必要になってきます。
また第三者の観点から意見を聞くために第三者機関の助けをかりてもいいと思います。