こんにちは、現役医師のTAKAです。
皆さんは社会生活を楽しんでいますか ?
現在の世界では以前のようにワークライフバランスという仕事とプライベートを分けるという考え方ではなく、ワーク・アズ・ライフという人生の中に仕事があるという考え方が少しずつ認知されてきています。
実際、平日の 9時〜17時で週5日の期間に働いている人を考えると、一週間で40時間もの間仕事に費やしていることになります。一週間が168時間でそのうちの睡眠時間を除くと、約1/3以上もの時間を仕事に費やすことになります。
そのため、人生と仕事は別物と考えるよりも、結婚・子育て・趣味などの時間と同様に人生の中で仕事が位置していると考えられます 。
happiness従業員幸福度(EH)とは?
皆さんの中にも、同じ仕事をしていても楽しんで仕事をしているという人を見たことはないですか?
同じことを同じ時間に行っていても人によってやりがいに感じるかどうかは異なっています。
従業員幸福と言っても、
- 主観的幸福
- 客観的幸福
を二つに分けられます。
客観的な幸福というのは脳波やホルモン量など客観的に脳のこの部分が血流が高まることによって前頭葉が刺激されて幸福を感じているなどです。
主観的幸福というものは、 やりがいや喜びという人によって違う主観的なものをを評価し数値化しています。
人それぞれによって様々であるがこの主観的幸福度というものがより現場の従業員の感じていることに即していると言われています。
この幸福の突き詰めると
企業側が従業員の どのようなにやりがいを感じ、どの部分を改善して欲しいと感じているのか、分かります。
端的に言うと
・従業員の仕事に対する幸福度を主観的に取り入れた指標
です。
以前は、従業員満足度というものは数値化されておりました。
例として
- 給与
- 福利厚生
- 環境:職場の設備、 労働環境
などです。
一般的な仕事の求人条件などにも載っているものです。
しかし人によって考え方が違うように、 条件に対して従業員自身がどう思っているか、どう考えているかなど口コミ的な要素の視点が含まれておらずそのため従業員満足度ではなく従業員幸福度(EH)という指標が現れました。
従業員満足度との違い
を表しています。
・ES:待遇や職場環境といった労働環境の充実度
・企業ビジョンに共感を持てるか
・職場の風通しの良さ
・社会や会社への貢献度
・快適な労働環境かどうか
などの項目があります。
この項目は従業員が会社に対してどれだけいい環境と思っているか、集団の値を正確に表しています。
逆に従業員幸福度は、
従業員自体が人生が幸福かどうかを表しています。
従業員満足度とは?
ワークアズライフが大事
ワークライフバランスという言葉が少しずつワークアズライフという言葉に変わっていっています。
これからの30年40年はVUCAの時代と呼ばれており20年後30年後に今の常識が通じない世の中になると考えられています。
営業に対して人生にプラスになるような企業が求められています。
そのため従業員満足度従業員個人個人に対してフォーカスを当てた従業員幸福度という言葉が大事となってきています。
従業員幸福度の具体的な項目は
・自己実現と自己成長
・人との出会いや繋がり
・身体が健康である
・経済的に幸せか
という4項目とされています。
4項目が人の幸福を表しているとされています。
自己実現と自己成長
何が大事で何が大事ではないのかということをしっかりと理解することが大切です。
人生の中で何が一番大事か何を幸せを感じるかと言うとはやはり自分自身が成長したいけど自分自身の目標が実現されることを体験することが幸せにつながると言われています。
心の底から何が大事で何が大事なのかの考えていくことが大切です。
何が大事で何が大事なのか
●従業員幸福度●
・従業員の実態を測ることができる
・生産性の向上に繋がる
従業員の幸福度は、従業員の実態をより具体的に知ることができます。
つまり集団ではなくことして見ることができるのです。
この点が従業員幸福度の利点とされています。
色々な事を主体的するようになりよりクリエイティブの仕事をしてくれるようになります。
実際に人に言われてやる仕事よりも自分自身で考え何が大事か何が足りてないのかを感じて動くことが仕事の効率をよりあげていくのです。
このためこの従業員幸福度という考え方がより現在の社会では重要視されてきています
それではどう行ったら従業員の幸福度をはかることができるのでしょうか?
従業員幸福度の計測方法
大きく分けて三つに分けられます。
・アンケート
・インタビューやカウンセリング
・人間工学で評価する
実際に簡単なアンケートを解いてもらい、その人自身を分析していく方法です。
紙ベースで時間をかけずに行うことができます。
インタビューやカウンセリング
人と話すことによってその人の表情や、 その人自身の人となりを分析することによって今どういう状況かを判断していきます。
これは面談する人やカウンセラーによって偏りはありますが、 その人自身の心を知ることができます。
人間工学で評価する
人それぞれを観察しその人の動き方や仕草、動線などを見てその人自身がどんなの心理状況なのか、 どいう場面でそういう心理状況になるのかを分析します
脳にセンサーをつける
そのことによって頭のどの部位がこの状態だと反応するのか、 どういう状態になるのかを分析していきます。
またカメラによってその人の地震の仕草や行動を分析し心理学からその人自身の幸せでお家の人の人格を把握します。
幸福を感じる内容とは?
衣食住が足りることによって幸せを感じます。
物理的欲求が満たされる状態
と言います。
例えばこれはお金が増えたり、地位向上にがあったりなどした時もそのような気持ちになります。
ただこの幸せは人より自分が優れているという気持ちを得ることによって幸せを感じており長続きしないことの方が多いです。
逆に社会貢献するなどのより自分自身の自己実現によって感じる幸せはより長く感じるとされています。
また人とのつながりの中で感謝されたりありがとうと言われたことによって自分自身に幸せを感じることはよりかけがえのないものとされています。
現代社会ではやはり従業員の満足度を高めるだけではパフォーマンスを継続できないとされておりこれからの時代では従業員の幸福度を上げることが大事となっています。
海外の研究でも実際に想像力性や生産性が幸福度を高く感じているものに対して強いという結果が出ています。
みなさんの周りでもイキイキと仕事をしている人はより主体的にもの動き周りにもそのモチベーションが伝播するということ見たことはないでしょうか?
つまり幸福度を感じている社員が増えていくことによって発想力や思考力も豊かになっていくのです。
逆に不幸に感じている人が一人いるだけで精神状態が悪くなりより悪い気持ちになっていくのです。