いびきはどうして起きるのでしょうか?
睡眠中に鼻や喉などが狭まるため、呼吸に伴って出る音
<厚生労働省HPより>
いびきは呼吸をする際の、口やのど等を含む上気道という場所を呼吸の際の空気が振動することによっておきます。
厚生労働省のレポートによると、
日本人の5人に1人がいびきを含み睡眠障害
を自覚しているようです。
おそらく皆さんも誰かのいびきを聞いたことは1度や2度ではないのではないでしょうか?
疲れている時はいびきをした経験があるヒトも多いのではないでしょうか?
しかし、その多くは健康に害があることは少ないのです。
ただ、
いびきはその人自身に対して生活スタイルを変えるべき
だと示しているということも事実なのです。
生活スタイルを変えるだけでいびきの回数が減ったり、いびきがなくなるかもしれません。
1.体重を落とす事
体重を落とすこと
体重を落とす事はいびきを改善させることが知られています。
実際に肥満は寝ている際に呼吸の通り道に舌根(舌の一部のこと)が入りこみ、呼吸をしづらくさせます。このことがいびきに関係しているといわれています。
そのため、カロリーを制限などの健康的な食事を行うことで、体重を落とすことに繋がるのです。
このことが健康的な身体に繋がるのです。
2.タバコを吸うことを止めること
タバコを吸うことを止める
空気と同じようにたばこは、息を吸う場所を通って肺に届くため、その通った場所に害を及ぼすことが知られています。
実際にタバコによって、空気の通り道(気道)に炎症が起き、害が及びます。
3.アルコールを避けること
アルコールを適量
大量のアルコールを摂取するとのどの筋肉を弛緩(だらけ)させてしまい、そのことで振動をしやすくなることが知られています。
そのため、もしいびきを気にしているなら、寝る直前に大量のお酒を飲むことは避けた方が良いのです。
4.睡眠薬を避ける
緊張して眠れないときなど、眠ろうとしても眠れないときに使ったことがある人もいるのではないのでしょうか?
睡眠薬は適量を
しかし、一般的に睡眠薬は深い眠りにいざなってくれることはしますが、
のどの筋肉を通常より弛緩(だらけ)させてしまい、そのことでいびきを引き起こしてしまうのです。
適量は問題ないとは思いますが、いきつけのかかりつけ医に相談の上、調整してみてはどうでしょうか?
5.頭を挙げること
頭を挙げて寝る
枕を使って、頭を挙げることで空気の通り道である気道を広げることができます。このことがいびきを減らす手助けをするのです。
6.身体を動かすこと
身体を動かし、身体的に疲労を感じるようになることも一つの手段です。
適度な運動はストレスを発散することにも繋がります。
まとめ:
いびきを防ぐためには、健康な身体が大切なのです。
実際、いびきを少なくすることで健康的な身体を作ることができるのです。
参考文献:UPTODATE、厚生労働省